トレーナーのみなさま、いつも「ポケモンマスターズ」をご利用いただきありがとうございます。
プロデューサーの佐々木、運営プロデューサーの井口が、昨日の不具合と再発防止についてご報告させていただきます。
まずは、みなさまにはご不便をおかけして、また不安を招いてしまったことについて、改めて深くお詫び申し上げます。
本来出現しない登場前のバディーズがバディーズサーチで提供されるという重篤な不具合を出してしまったこと、不具合の修正に伴う緊急メンテナンスが4時間に及んでしまったことについて、非常に重く受け止めております。
10月9日(水)に初めてプロデューサーレターという形で、我々の課題認識と今後の方針をお伝えし、これからゲームを改善していこう、もっと楽しめるようにしていこう、としているこのタイミングで、今回のような不具合が発生し本当に申し訳なく思っております。
経緯
昨日掲載いたしましたお知らせ「バディーズサーチ不具合の詳細と対応」にて詳細をご報告させていただいております。そちらをご参照ください。
対応の判断方針
本件対応に関して運営チーム内で様々な方法を検討いたしました。
検討を行う際、運営チームとしては
- 不具合が発生しているバディーズサーチはしっかりと直し、不具合発生中にバディーズサーチを実施した方には、有償無償含めダイヤを確実に返還し
- 不具合発生期間中に、みなさまが費やしたリソースと時間を無駄にしない形で
- 現実的なメンテナンス期間でメンテナンスを完了し、再度ゲームを遊んでもらえるようにすることを大事にしました
上記の考えのもと、いくつかの対応案の中から
- 「カミツレ&ゼブライカ」を削除、もしくはダイヤを返還して入手バディーズを全削除する対応については、削除対応自体に膨大な工数が発生し、その間はメンテナンス状態にせざるを得ず、そのメンテナンスも数日間かかる見込みだったため、現実的ではない
- 2019/10/16 13:48から全データロールバックについては、本件に無関係なトレーナーのみなさまに多大なプレイ時間ロストの犠牲を強いる事になる上、サーバーデータの削除もリスクが非常に大きく、これも現実的ではない
と判断し、完全なるベストの対応ではないことを理解しつつ、スピード感と影響範囲を考慮して今回の対応判断に至りました。
今回このような判断のもと、対応いたしましたが、本件対応後みなさまから厳しいご指摘含め、たくさんのご意見をいただいております。今後の改善・対応に活かすため、是非これからもご意見いただけますと幸いです。
また、そもそもこのような不具合が頻発している状況自体が問題であり、再発を防止するための抜本的な対応が必須の状況です。
再発防止
本件の直接的な原因は想定外の作業による人為的ミスにより起こったものです。
また、根本的にはシステムがみなさまに信頼して遊んでいただける作り、またそれを安全に運営する作業フローになっていなかったことも原因です。
このような重要な作業フローに対して、作業の異常を検知できない仕組みになっていたこと自体、リスクコントロールがなっていなかったと言わざるを得ず、オペレーションルールの遵守に頼るような脆いシステム設計になっているのが実情です。
現状に対して、早急に人為的ミスに脆いシステム設計を見直し、みなさまに安心して遊んでいただくためにも、ゲームの信頼性をシステムで担保できるような仕組みに変える必要があると考えております。
具体的な再発防止策として、下記の実施および検討を行います。
→より不具合が起きない事前チェック・開発時点での検知機能など技術的な再発防止フォローを強化していきます
→技術的な強化に加えて当面は目視チェックの増強も行います
→更新作業に関するフローの見直しや、より安全性の高い作業方法を検討していきます
また、提供割合の表示部分についてもシステムの設計から見直して早急に改善をしてまいります。
本日、ゲーム内容の改善に関する今後の展望についても第2回プロデューサーレターを公開しております。そちらもご一読いただければ幸いです。
プロデューサー 佐々木悠
運営プロデューサー 井口徹也